和紙を美味しくプロジェクト

【事業概要】

作成までの経緯

本事業は2018年金沢青年会議所が行った金沢の伝統文化である二俣和紙を利用した商品を開発する事業『KANAZAWA INNOVATION PROGRAMA』を引き継ぐ形で行いました。この事業は金沢の魅力の一つである伝統文化・工芸を現代の生活様式や若者世代においても受け入れやすい商品にイノベーションさせ次代に引き継ぐために行ったものです。

ZAWAKANAでは金沢に住み暮らす学生の鋭くも自由な発想を活かし、企業の技術と学生のアイディアを融合した案をまとめるミーティングを重ねました。そこで辿り着いた『二俣和紙を美味しいご飯を食べる際に使うお皿にする』という試みを行いました。

【商品説明】

二俣和紙を透明ガラスに樹脂コーティングにて貼り付けました。これにより和紙の特徴である透光性や原料である楮(こうぞ)の質感を損なうことなく水や汚れに強い部材になりました。この部材を国内外で販売されている陶器のお皿(中央部分を丸く穴を開けたもの)に接着し完成したのが今回の商品です。和紙の弱点を補強し強みを生かした商品で、何よりも二俣和紙の魅力である美しさを最大限に使用者へ伝えることが出来ると期待して世の中に広めていきたいと思っております。